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心の病気・症状 一覧


よく体調が悪い時はまず最初に病気に罹りやすい部分に症状が出ると言いますが、私は慢性鼻炎ですので、やはり鼻づまりなどの症状が出ることが多いです。

ところがこの仮説は身体疾患だけでなく精神疾患にも当てはまるようです。
現在私は風邪をひき非常に体調が悪い状態ですが、今カフェで図書館のような大きな机に座っていて、目の前に向かい合って若い女性が座っていることで自律神経が乱れ手のひらの汗が止まりません。

これは自己分析のブログにいろいろと書いてますように、私が抑うつ型の自己愛的な性格で、このタイプの人が自意識過剰型の対人恐怖的な症状を抱えやすいことに起因していると思われます。
自意識過剰ゆえに自分が密かに注目されていると感じ(ここにナルシストの部分が見え隠れしています)、それで緊張してしまうのです。

若い頃はこの女性恐怖症とも言える症状にずいぶん苦しみましたが、カウンセリングの仕事をするようになってからは、精神的にタフになったのか同じような状況になっても滅多に自律神経が乱れることはなくなりました。

ですがこうして体調が悪化すると、性格タイプに起因する症状が出やすくなるようです。
ただそれでも以前に比べると症状の強さや精神的苦痛の度合いは同じではありませんので、耐えられないというほどのものではないです。


症状発生の原因:

ここ数ヶ月間というもの、うつ病パニック障害睡眠障害嘔吐恐怖症失禁恐怖症など、様々な心の病気に見舞われてきました。
このことで最近ふと、しかしとても重要なことに気が付きました。

一連の心の病気のうち最初の症状発生は、心理カウンセリングのトレーニング中にスーパーバイザーの言葉に傷つき重度の抑うつ症状に陥るというもので、その後は外食時に急に嘔吐恐怖に襲われ、気が動転してパニック発作にまで至るなど次々と症状を発症していきました。
これまでは症状が出る度に、原因と思われるストレス因子を考察していましたが、そもそも、なぜ急にそれらのストレスに対して弱くなった(ストレス耐性が低下した)のか? についてはあまり深く考えていませんでした。

自己分析の影響で症状発症:

しかし今思うと、ストレスに弱くなるような心の状態を作り出す原因が実はあったのです。それは自己分析でした。

重度の抑うつ症状に陥る少し前、私は「パーソナリティ障害の診断と治療」という本に出会うことで人格および人格障害という分野に深く興味を持ち、この本を読み進めながら自分の人格タイプの分析および自己分析を始めました。
自己分析では必然的に「子供時代の様々な記憶」に触れることになりますが、その中には心的外傷(トラウマ)体験や、葛藤に耐えられず意識の外に追い出された感情なども含まれています。

つまり私は、毎日のように心的外傷体験も含めた辛い出来事や感情を再体験するような作業を行っていたのです。このことが心の状態に影響しないはずがありません…

洞察による症状の改善☆

この洞察により、様々な症状に改善が見られました。症状改善の理由としては次の二つの要因が考えられます。

症状の原因の明確化

原因が明確になれば対処できる可能性が出てきますので希望が持てるようになります。反対に原因が不明のままでは対処のしようがなく、そのことで人は無力感や絶望を抱きます。
これは「うつ病」などの診断名が付くことで安心する心理と同じと考えられます。

自己肯定感

症状の根本原因が自己分析にあることは、私にもう一つのメリットをもたらしました。それは自信です。
自己分析では、これまでずっと避けてきた心的外傷体験も含めた辛い出来事に「わざわざ向き合う」わけですから大変な困難を伴います。その困難な作業を「自ら進んで行っている」との自覚が自己肯定感(自分の能力への自信、自尊心の回復)につながったのだと思います。

特に自己愛性人格傾向が強く自尊心が損なわれやすい私にとって、自己肯定感を得られたことは症状改善に大きく影響したと思われます。

「自己分析」関連書籍


心理療法の治療過程イメージ:

心理療法による心の病気の治療は、一直線に症状が良くなって行くというものではなく「(症状の回復には)波がある」といわれています。
これを心理療法家の馬場礼子氏は、著書の中でフロイトの言葉を借りて次のように表現されています。

…(心理的)抵抗が起こると、一時的にせよ、前のパターン(症状)を取り戻すということです。これをフロイトは「螺旋階段を上って行く」と表現しています。つまり、また同じ景色が見えてきた(=症状が出てきた)、逆戻りしたかと思うけど、よく見てみると、前よりは少し高いところから見ている(=前より症状が軽いところもある)…(精神分析的心理療法の実践―クライエントに出会う前に P.140)

症状への耐性:

先日、この治療過程における症状の螺旋階段イメージを実感した出来事がありました。

些細とも思える不安からパニック発作を起こした時のことです。瞬間、また「パニック障害に逆戻り」したと思い、不安が一気に高まりました。なぜなら前回のパニック発作では、コントロールを失って自殺念慮まで引き起こしてしまったからです。
しかし横になり不安に耐えている時、上述の症状の螺旋階段イメージのことを思い出しました。さっそく不安の中、症状を詳しく観察…

螺旋階段の比喩は本当でした! 確かにパニック発作の症状は幾つか観察できるのですが、前回と決定的に違う点がありました。それは発作に襲われながらもコントロールは失っていないことでした。症状は同じように見えても、症状に対する耐性が格段に高まっていたのです☆
このことに気づいてからは不安も徐々に治まり、やがて眠りにつくことが出来ました♪

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