抑うつ日記2日目。
抑うつ初日の「身体的疲労に展示の精神的ストレスが加わり、久しぶりに抑うつ状態を経験」の続報です。

加味帰脾湯のお陰か、不眠はすぐに解消

うつ病や不眠症に効果が期待される漢方薬の加味帰脾湯が良く効いたのか、途中で何度か目が覚めはしましたが、夜の7時まで16時間も眠ってしまいました。
ただその結果、昼夜が完全に逆転し、生活リズムが滅茶滅茶になってしまいましたが...

気力が湧かないのは、うつ病の典型的な症状の1つ

ただし、これだけたっぷり寝ても、すんなり起きられた訳ではありません。
むしろ起き上がるのにとても苦労しました。

これだけ長時間眠ったのですから、まだ眠いわけがなく、また疲労を感じている訳でもありません。
しかしそろそろ起きないとと思っても、その気力が湧かないです。

それでも起きることができたのは、携帯のメールの着信音がして、もしかしたら設定を変えるのを忘れていたため、カウンセリングの予約が入ってしまったのではないかと考え、慌てて起きたためです。

気力が湧かないと言うのは、うつ病の典型的な症状の1つで、それゆえ1日中横になっている方も少なくないのですが、私の場合は危機感を感じると行動できた点で、まだ軽症と言えそうです。
ただ、もし携帯の着信音が鳴らなければ、まだしばらくは起きられなかったでしょう。

感情や感覚が鈍くなっている

また起きてからは、昨日よりかなり調子が良いとは言え、それでも健康な時とは明らかに異なる異常が感じられます。

その1つが感情や感覚の鈍さです。完全に麻痺している訳ではありませんが、普段なら多少なりともイライラを感じる事柄にも心が反応しません。
これは一見楽に思えるかもしれませんが、明確にならないだけで何かモヤモヤした感覚がありますので、あまり良い状態とは思えません。

気分障害の基本的な特徴はエピソードに対する反応の欠如、あるいは未対応

またその他にも、理由もなく急に焦燥感に襲われたり、ふらつきや考えがまとまらない、体のだるさなどの症状も生じたりしてします。
それに加えて物忘れ、具体的には何かしようとして途中でその内容を忘れてしまい、思い出すのに時間がかかる症状もしばしば生じています。

うつ病(正式な診断名はうつ病性障害*)は気分障害*の一種で、その気分障害の基本的な特徴はエピソードに対する反応の欠如、あるいは未対応と考えられます。
ですから楽しかったり悲しかったりするはずの出来事でその感情が感じられなかったり、あるいは理由もなく、つまり感情を生じさせる出来事が生じていない時に突然感情が生じると言ったことが起こり得ます。
ですから先の私の焦燥感などは、この気分障害の基本的な特徴に該当すると思われます。

*追記) うつ病性障害、気分障害はいずれもDSM-4の用語で、最新のDSM-5ではそれぞれ大うつ病性障害、抑うつ症候群へと名称が変更されました。
またその大うつ病性障害についても、症状の重さによって細分化されるなど、大幅な変更が加えられています。

以上のように、早めの対応が功を奏したのか、昨日のような危機からは脱しましたが、まだまだ気分障害に特徴的な症状が散見されますので、慎重に経過を観察して行きたいと考えています。
これから生活リズムを元に戻すのも一苦労でしょうし...